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冬になるとインフルエンザが猛威を振るいます。
うがいや手洗いを習慣にして、
食生活を気を付けて、疲労をためないようにしよう。
主に三つの項目について書いていきます。
- インフルエンザの種類と症状
- インフルエンザの予防
- インフルエンザに発症したら
などです。
目次
1.インフルエンザの種類と症状
原因
インフルエンザウィルスの感染による
A/B/Cの型がありますが、大きな流行となるのは
A型とB型。
近年国内で流行しているのは
A亜型
A香港型
B型
主にこの三つです。
潜伏期間
ウィルスに感染してから通常1~3日
長くても4~5日で症状が出る。
ウイルスの潜伏期間が短く、感染力が強い。
症状
- 38度以上の高熱、悪寒、背中や手足の筋肉痛
関節痛などの全身症状が出る。 - 全身症状の後鼻水や咳、痰、のどの痛み、胸の痛みなど
呼吸器の急性炎症症状が出る。 - 通常の風より症状が重く、全身症状が伴う。
- 発熱は通常3~7日間続き、
約一週間で回復する。
合併症や重症化・持病
- 高齢者は肺炎になるリスクが高い
- 乳幼児は稀に脳炎や脳症を併発することがある。
気管支喘息を持つ小児は、重症化する危険がある。 - 慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、糖尿病などの代謝性疾患、
ステロイドの内服などによる免疫機能不全を持つ人も
重症化する危険もあります。
2.インフルエンザの予防
予防接種
- インフルエンザ流行期(12月~3月)を迎える
2週間前までに予防接種して免疫力を付ける。 - 予防接種すると約7割発症しないか、軽傷で済むといわれている。
- ワクチンの効果は、接種後2週間ごろから5か月程度は持続する。
- 流行する方が毎年変わるので、毎年予防接種を受ける。
- ワクチンは基本的に3種混合。
日常の注意
- 咳やくしゃみによる飛沫感染を防ぐためにマスクを着用し、
人ごみをなるべく避ける。 - 手の触れる機会の多いドアノブ、手すり
電気スイッチなどは洗浄・消毒する。 - 帰宅後は手洗い、うがいを習慣にする。
- 手をあらうときは石鹸を付けて20秒以上洗います。
- うがいは、まず口内をすすぐ。
次に水を含み上を向いて15秒ほど、
なるべく喉の奥まで水が入るようにしてガラガラとうがいをし、
吐き出すことを繰り返します。 - 手を洗えないときは、アルコールを含んだ
消毒液やジェルを使って消毒する。 - 日ごろから十分な睡眠と栄養のバランスよくとり、
過労や不摂生を控えて抵抗力を高める。
室内の管理
- インフルエンザウィルスは乾燥していると活発に活動し、
のどの粘膜の防御機能も低下する。 - 室内は気温20度以上、湿度50%程度に保つことで
ウイルスの生存率も低下します。 - 洗濯物を室内に干す
加湿器を使用するなどをすることで
湿度を保つことができる。 - 定期的に室内の換気も行いましょう。
3.インフルエンザを発症したら?
治療
- ウイルスが増殖するスピードが速いので、
発症から48時間以内に医者から抗インフルエンザウイルス薬
(内服薬、吸引薬、注射薬の3タイプ)などの処方を受ける。
48時間以内でないと薬の効果が現れにくい。
(ウイルスの増殖を抑え感染拡大を防ぐため) - 安静にして十分休養や睡眠をとります。
- 汗もかくのでお茶やスープ、スポーツ飲料などを
水で割ったものなどで水分補給をして
脱水症状の予防をします。
感染を防ぐ
- 感染力が強いので、他人への飛沫感染を防ぐためにも
マスクを着用する - 1時間に1回程度、部屋を換気する。
- 発症日から発症後3~7日間は
鼻やのどからウイルスを輩出するので、
熱を下がっても外出は控える。
インフルエンザワクチンの予防接種は病気の対応ではないので、
基本的に自己負担です。(費用は医療機関に異なるが大体4千円ぐらい)
また、15歳以下や65歳以上の人には
自治体からの補助がある場合があるので、
各市町村に確認するのがいいと思います。