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公的年金はどのぐらいもらえるか

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この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

国民年金の仕組みからの続きの記事になります。

まずそちらを読むことをお勧めします。

  • 老齢基礎年金

年金給付と払い込み年齢

60歳まで。

空き期間を含めて、25年以上保険料を払うのが原則。

年金支給年齢

65歳から

老齢年金は支給開始を60歳に繰り上げれば支給額が減り

66歳以降にもらうと増額される制度があります。

年金額と払い込み期間

国民年金 (受給者はこちら

20歳から60歳までの40年間支払い

年間で満額約80万ぐらい(2017年現在)

自営業と会社勤めの期間がある場合は、

それぞれの期間に応じた年金を合わせてもらう。

  • 老齢厚生年金

年金給付と払い込み年齢

会社に65歳以上も勤めてる人は69歳まで。

年金支給年齢

60歳から受給可能。

これも払い込み年数と勤務年齢によりけり。

年金額と払い込み期間

厚生年金・共済年金

給料学・ボーナスと加入年数により異なる。

支払い年間200万の人が多い。

65歳以降も勤め続けた場合、現行では

69歳まで加入しなければならない。

それ以降は事業者の同意が必要。

事業者が同意しない場合でも全額払うことで加入できる。

  • 平均的なサラリーマンは、どのぐらい年金がもらえるのか?

財務省の調査によると、

高齢者世帯(60歳以上の無職世帯主)の1ヵ月の出費は約25万程度。

また生命保険文化センターの調査によると

「ゆとりのある老後に必要な生活費の希望月額」は平均で約40万ぐらいだそうです。

しかし

実際に支給される年金の金額は、愕然とするものです。

20歳から60歳までの40年間

平均的賃金で働いたサラリーマンのモデル年金額は、

老齢基礎年金を合わせて月額17~18万。

自営業だった人は、老齢基礎年金だけなので月額約7万。

専業主婦の妻の老齢基礎年金も7万なので

それを合わせた夫婦の年金は

サラリーマン世帯で24~25万程度。

自営業世帯で約14万程度です。

このご時世、退職金も本当にあてにならないため、

かなり厳しいものになると思われますね。