この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
最後のセーフティネット!生活保護の申請方法
景気が上向きになってきたとはいえ、
いまだに雇用問題はよくあると思います。
ですが、どうにも生活ができないとなれば話は別です。
まずは生活保護を申請を出し、何とか立て直す方法を考えましょう。
目次
生活保護の申請方法は?
失業保険もなく、働き先も見つからない!
預貯金もわずかで生活に困った場合には
生活保護の申請ができます。
ちょっと前までは相当叩かれていましたが
最近そういった話も聞かなくなってきています。
と、思っても、
申請する前にどのような支援がされるのか?
必要なものや書類はどのようなものがあるのか?
決定までの流れはどのぐらいかかるかなど、
簡単に知っておきましょう。
生活保護のあらましは?
生活保護は、生活保護法に従い生活に困ってる人に
その困窮(こんきゅう)の程度に応じて
必要な保護をし、
その最低限の生活を保障、自立を支援する制度です。
生活保護の仕組み
生活保護には、大まかに以下の種類があります。
- 生活扶助(せいかつふじょ)
- 医療扶助(いりょうふじょ)
- 教育扶助(きょういくふじょ)
- 住宅扶助(じゅうたくふじょ)
- 介護扶助(かいごふじょ)
世帯の収入が家族数や年齢などをもとに計算した月ごとの
最低限生活費(医療費を含む)に満たない場合、
不足分について扶助されます。
収入に含まれるもの
収入には、
賃金や年金のほか、
預貯金、保険給付金などが含まれます。
生活保護の申請から決定まで
-
申請
申請人:
本人のほか扶養義務者や同居の親族も可能です。
申請窓口:
各自事態の社会福祉課などで申請できます。
まずは各地方地事態に問い合わせをしましょう。必要書類:
生活保護申請書
収入申請書(世帯全員の収入状況)
資産申請書(土地・建物、現金、預貯金、生命保険など)
同意書(収入や資産内容など) -
調査・決定
地区担当員(ケースワーカー)が家庭に訪問して、
生活困窮の状況や保護の決定のために
必要な調査を行います。
申請日から原則14日以内に決定し、書面に通知されます。
支払いは毎月1回です。
地方自治体によって違いますが、
五十日(ごとおうび)のどれかになることが多いです。
補足
資産について
車の所有も資産の一部になります。
持っている場合は処分が必要になります。
地方自治体によっては認可されますが
基本ダメだと思っておくのがいいでしょう。
五十日(ごとおうび)について
5.10.15のように5刻みの日にちになります。
イオン感謝デーなどあれを想像したらわかるかもしれません。