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葬式・葬儀のマナー~今さら聞けない!大人のための葬儀・告別式のマナー~

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悲しみごとにも一定のしきたりとマナーがあります。

不幸を知らされたら、

まずチェックするポイントをまとめましょう。

葬儀社アーバンフューネス

  • 弔事の服装やマナーのポイント

危篤の連絡を受けたら

真夜中でも駆けつけましょう。
服装は普段着や仕事帰りの服装のままでも構いません。
遠方から駆けつける場合は、万が一を考えて喪服の用意も必要です。

電話で訃報を伝えるポイント

亡くなった人の名前
亡くなった日時
連絡先(自分または責任者の電話番号)
葬儀の日時が決まっていない場合→「決まりしだい連絡します」と伝えます。
葬儀の日時が決まっている場合→通夜・告別式の日時と場所を伝えます。
家族葬の場合
→遺族・親族のみで行うので、ご近所・会社関係などの参列はお断りすることを伝えます。
密葬の後、本葬する場合
→「身内だけで密葬を執り行います。本葬は追って連絡します」と伝えます。
香典や供物を辞退する場合はあらかじめその旨を伝えます。

1.親族に知らせる場合
〈例〉
「○○の妻、○○でございます。主人の○○が今朝3時55分に○○病院で亡くなりましたので、
これから家に連れ帰ります。今後のことは追って連絡いたします」
2.故人の勤務先への連絡
〈例〉
「私は営業部第4課の○○の家内でございます。主人が本日3時55分頃、
○○病院で亡くなりました。葬儀の日程が決まりましたらご連絡いたします」

服装

弔問する時の服装

訃報を聞いて通夜の前に弔問する時は、
喪服ではなく平服で構いません。
ただし、アクセサリー類は外し、
派手な化粧も控えます。この時点では、
香典や供物は不要です。通夜か葬儀の時に持参しましょう。

突然の場合

訃報(ふほう)を聞いて駆けつける通夜は、

喪服でなくても地味なスーツなど普段着で構わないそうです。

出来れば黒のジャケットなどが好ましい。

男性はネクタイを黒に替える。

女性の場合はアクセサリーは外し、

薄化粧、髪はできるだけアップにするか束ねる。

喪服

男性はブラックスーツやダークスーツを着用

ネクタイは黒、タイピンはなし。

女性は、黒のフォーマルスーツやワンピース、夏でも長袖の上着を着る。

黒のバックで金具はなし、光沢のない革製か布製。

アクセサリーは真珠化黒曜石。

オニキスなど。

2連のネックレスはタブー。

共通として、数珠を持参する。

香典

5000円から1万円程度。

新札でも構わないが、気になるときは1本折り目をつけておく。

新札を用いると、

まるでご不幸を見越して用意していたようだということから、

新札は用いない方が良いとされています。

地域によってマナーが異なりますがやはり新札は用いない方が無難です。

どうしても新札しか手持ちがない場合には、

一旦二つに折ってから袋に入れてください。

逆に汚れたお札、破れたお札、シワだらけのお札も

失礼にあたりますので注意して下さい。

不祝儀袋の表書き

仏式「御霊前」

神式「御玉串料」

キリスト式「お花料」

宗教がわからないときは無難に「御霊前」で大丈夫です。

香典返しは後日届いても、礼状は不要です。

香典は通夜にも葬式にも持参する?

両方参列できる場合は最初の弔問(ちょうもん)にあたる

通夜に持参する。

葬式の時には、受付で貴重だけして、通夜に伺った旨を伝える。

  • 弔事のマナーのポイント

香典を預かったときは?

通夜や葬式に出席できない知人の香典を預かったら、

受付でその旨を伝え自分の分と一緒に渡す。

記帳するときは、自分の住所と名前を記入して

となりに代理として知人の住所、名前を記入する。

会葬礼状も、自分の分だけでなく、友人、知人の分もいただいて、

友人、知人にあとで渡す。

夫の代理で妻が記帳するときは?

夫の名前で記帳し、名前の後に続けて「内」「代」と記しておくと、

代理で妻が出席したことがわかります。

ケース別対応

会社の上司の親御さんなどがなくなられた時の対応

会社の場合は葬儀に出席するのは会社を代表して

管理職や役員の方が参列するのが普通です。

それ以外の人は香典だけ集めるといった形を

とるのが一般的のようです。

そのため、分けての社員などが上司の親の葬式に

参列することはまずないと思います。

香典のマナーとしては

葬式に参列できる、できないに関係なく渡すことを心掛けるべきです。

会社の役員などに相談して渡すか渡さないかは

決めるのがいいと思います。

香典の相場は3000円から5000円ぐらいが相場です。

通夜や葬式に参列できないとき

初七日までに不祝儀袋に香典を入れて

喪主あてに現金書留で、

お悔やみ錠を添えておくる。

お悔み上には、季節のあいさつは不要。

お悔みの気持ちと冥福を祈る気持ち、弔問できないお詫びを書き添える。

白い便せんと封筒を使用。

不幸を重ねることになることから、二重封筒は使わない。

葬儀後不幸を知ったとき

その時点で香典や供え物を持参し、お悔やみをうかがう。

手紙で不幸の知らせを受けたとき

弔電やお悔みの手紙を出す。

弔電を打つ

葬儀、告別式の前日までに、

喪家または式場に届くように送る。

申し込みは、NTT115番まで。

受付時間は午前8時から午後10時。

あて先は喪主。

もし名前がわからなかったら故人さんの名前を添えて

「御遺族様」とする。

文例は電話口で案内された中から選ぶ。

葬式と告別式はどう違う?

葬儀と告別式は同じ日に行われるが別のもの。

葬儀

遺族や親族、親しい友人、知人らが死者を弔う(とむらう)儀式。

告別式

葬儀に出席しない一般の人も参列する故人に最後の別れを告げる儀式。

キリスト教式葬儀に参列するときのマナー

キリスト教では、「死」は永遠の安らぎを得ることと

いう考えなのでお悔みや悲しみの言葉を言う必要はないです。

「安らかにお眠りになりますようお祈りいたします」

などと述べる。

葬儀は教会で行われ、聖書の朗読、賛美、

歌合唱、説教、祈祷などが行われる。

一般会葬者は献花をする。

(仏教の焼香に当たる)

献花の手順

  1. 祭壇前で花を1輪受け取る。
  2. 花が右側、根元を左側になるように両手で胸の前で待つ。
  3. 献花台の前まで進んで一礼。
  4. 花が手前に、根元が祭壇側に来るように45度右に回し、
    献花台に花を供える。
  5. 遺影に一礼して、黙とうする。
  6. 神父あるいは牧師、遺族に一礼して席に戻る。